黒猫チェルシー TOUR 2018 「猫の恩返し」

9月30日に予定されていた黒猫のラストライブ、台風で10月16日延期になったのに、行ってきました。最初の日程だったら、休日出勤とカブってほぼ見られないハズで、ずっと楽しませてくれていた黒猫チェルシーの最後のライブがこんなことになるなんて、なんという不運だろうと嘆いていたのが、台風のおかげでちゃんと参加できたのでした。参加できなくなった人もいただろうからあまり大っぴらに喜べないけど。。


公式ツイッターにセトリが上がってました。

澤くんのアイメイクもカッコいいし、いつもの余韻のある優雅な動きで（ヘドバンしてても優雅なのよね。不思議だわ〜）とても美しかった。小顔で細いのに手だけガチっと大きくて、ステキなギターを弾いてくれる。もう当分、黒猫の澤竜次を見ることはないんや、と思って、凝視してきた。

ライブ、めちゃくちゃ楽しかった。黒猫ライブで楽しくなかったことナイ（9mmはたまにあったw 滝くん棒立ちの川崎チッタとか、タクローMCに激怒したリキッドルームとかw 吉井さんでも、ヨシーファンクJrの武道館とかつまんなかったもんww）。かなりな数行ってて、これはとってもスゴイことだと思うわ。セットリストは過去曲が多めでよかった。「恋はピーチパンク」ってキライやねん。だから最後の曲がピーチパンクでアンコールが「東京」やったらどうしよ！？と思ってたの。早めにやってくれてよかった。
澤&大知の二人でアコギとかもあったんだけど、なんか複雑な心境やったわ。

「嘘とドイツ兵」「廃人のロックンロール」「オンボロな紙のはさみ」「黒い奴ら」からの「ベリーゲリー」がよかったわね♡黒猫で汗だくになると思わなかったわ^^ 澤くんが客席に耳をすませる（歓声もっとないのかい？的な）ポーズをすると、フロアが呼応してギャーー！！となるのがとてもよかった♡そして「Hey!ライダー」来るかと思たら「平成ストレンジャー」やった。大知くんから三人のメンバーへの感謝（？）のようなコトバあり。私はこの日一日、大知くんがキライだったので、イラっとして、ずっと見ないようにしてた。澤くんの肩に肘置いたり、頭に手をやったりするのを見てカッ！となってたの。
「バンドマン」で終わり。

アンコールでは三人からの話があり、けーちゃんは「日本一のドラマーになって戻ってくる」って。がっちゃんは「どのタイミングで俺らと知り合ってくれたんかわからんけど」「ここにいるのはみんな俺らの味方やと思ってる」と。そして、澤くん、もう目がキラッキラで涙がこぼれそう。「本来ならみんなを喜ばせないといけない立場やのに、寂しい思いをさせてしまって…」「黒猫が嫌になって休止するわけじゃない、足並みを揃えて一歩を踏み出せなくなったから」的な。顔を歪めて堪えるシーンもあり。私も泣いてるし、周りのオバハン女子たちもすすり泣き。さっきまであんなに楽しかったのに一気に悲しみがふくれあがってはじけてしまった。
ラストは「東京」で、あんまり好きな曲じゃなかったけど、澤ギターの音でまた泣いた。
おはぎさんに集合写真撮ってもらって終わり。

このライブに来る途中に、大知くんの代わりにだれかボーカル入れたらいいやん、って考えてたんだけど。だけど、黒猫って、実力あって見た目もいいし、PRとかタイアップとかも結構恵まれてたと思う。なのに売れてないっていう現実は、やっぱり何か巡り合わせが悪いのかも、とも思う。芸名を変えたら突然売れだす、みたいなこともあるし、なにか「気」が悪いということがあるのかもしれない。。思い切って新しいバンドでやったほうが澤くん、売れるかもよ！ゲス極みたいにw
ていうか、このまま埋もれてしまうのはあまりにももったいなさ過ぎる。黒猫以上のバンドをつくるんや！そうでないと黒猫の再開もナイと思うわ。

2010年のRIJFで同時に黒猫チェルシーのファンになったJ子と三ノ宮で打ち上げてきた。一緒にライブ見て一緒にファンになって、一緒にラストライブに行けてよかったわ。9mmの武道館と重なって心斎橋クアトロに行けなかったのが若干の心残りかな〜なんていいつつ、思い出話を語ってきました。休止中にみんな結婚しちゃうよね、という話もw
ライブもかなり通ったし、物販で握手してもらったり、TUTAYAでインストイベントの時にサイン書いてもらったり、楽しい思いを色々させてもらってシアワセでした。