30th Anniversary LIVE -BUDOKAN SPECIAL-武道館［25モン］

スタッフさんの前説聞きながら、そうか、ナゴドから１年経ったのか…と。去年は休日でしたね。
毎年29日が仕事納めの日という憎たらしい中小企業に勤めていて、年を経るにしたがって、会社は何もしてくれへんし頼りにもならないと思うことが多く、日々の暮らしの何に主眼を置くかは自分で決めねばならないしなぁと、年末二日間の有給をとりまして、GO TOトラベルも中止され「不要不急の用事以外はウチでじっとしてんさい」のプレッシャーも強まりつつある中、武道館に行って参りました。

んで、前説終わってからの、ジプシーキングスの「マイウェイ」（隣のオッチャン歓喜）、エディットピアフ「愛の讃歌」ときて、我々を泣かそうとしているのか？今日のセトリはエモがテーマなのか？と受けて立つ気持ちの準備をしていたら、どこかで聞いたチンドン屋さんの音…扇子を持って登場したロビンちゃんの「楽しんで参りましょう〜♪」の掛け声で、私がイエローモンキーの曲の中で一番どうでもいいと思っている曲「DANDAN」がハジマッタ！色々あった一年にエモく浸るのはライブ始まる前で終了みたいでした。セットが簡素で少し寂しく思っていたら、照明がカラフルでステキだったです。
（会場の感想をメインに生中継を録画してたのを見ながら書いてます。会場ではベースの音がとてもよく聞こえてました！）

「Subjective Late Show」ときて「Chelsea Girl」始まって（吉井さん下手ご訪問♡）、やっぱり懐かしい曲をみんな期待してるもんね、と思いながらヒーセ側の後方席で、前の人のアタマでステージが見えないので、場所を探りながらエマちゃんが華麗に脚を蹴り上げる姿を遠目に見ておりました。ギラギラの衣装がサイコーに似合いますよね♡吉井さんは胸のところにオートマティックなグラフィックの入った赤いブラウスが素敵だったです。

そしたらさらに古い曲…「FAIRY LAND」私、あんまり馴染みがないんですよね（「BUNCHED BIRTH」をよく聴いていないのがバレてしまうw）。そして、フリフラを利用したコールアンドレスポンスの「Tactics」。ロビンとエマがくっついてギター弾いてるのを、近くで見たいな〜と恨めしく思っておりました。そして爪切りの歌「VERMILION HANDS」。ライブであんまりやらないけど、1回聴いた気がする…DVDで見ただけかな。。

この後しばらく休むよ、のお話の後、再結集後は幸せな50代を送っている話とか、12月28日はメカラウロコ解除で普通にバンドのお誕生日ライブの日になったとか。んで、「9999」から「Changes Far Away」。このアルバムの中で一番好き。「DANDAN」はあんまりなのに、この曲は好きという。ファンとイエローモンキーの曲という点では一緒なのにね。…それとも「支えになった愛」はファンじゃなくて歴代カノジョさんのことなのかしら！？

メカラじゃないけど、メカラっぽい曲（下々の曲？）ってことで「審美眼ブギ」。「手は叩いていいよ〜」。エマちゃんのくるくる回転と脚上げはギターの音色に関連していると思う。そして、私が日章旗を見上げている隙にエマちゃんが下手に降臨！！ゥギャーー！！一気に盛り上がるワタクシ。からの「Foxy Blue Love〜SLEEPLESS IMAGINATION」やっと正面から拝見できました。吉井さんがアコギかき鳴らしてるのは、子どもの頃土曜の午後にTVで見ていた音曲漫才のオジサンみたいな風情が少しあって、それが面白さで良いところと思う。背景に過去映像ないのは残念だけど、タンバリントスも前から見られた^^ ってか、私4回目かな。行かなかった横アリと代々木ではやってないもんね。

横アリと代々木のとても変則的なセトリはとても羨ましくて、では武道館のセトリはどうなん？と期待いっぱいだったのが、「もう曲の在庫が残ってません」宣言^^;; 「でもそれで済ませるわけにはいかないので、棚の奥の方に挟まっていた（？！）インディーズ時代の曲を持ってきました！」と。A面がドッグハウスのデモテープのB面で、30年ぶりくらいの演奏「PENITENT」。これがなかなか良かった。わたしの中では「DANDAN」と対になっている曲。ドームツアーで一緒に聴いたからかしら？この曲も暗い行進曲みたいだし「DANDAN」もチンドン屋さんが演奏しながら練り歩くイメージで、わたしの中で重なってて、一曲目のフリを回収してくれた感じ。それにしても「ペニテント」って、なんちゅうタイトル。
そして「ロザーナ」ときて「 "I"」。「サイケデリックブルー」やってくれないかな〜と思ってて、なかったけど、「 "I"」がきたから良しとするわ♡

ここで聴き慣れたイントロが。全国から寄せられた歌声と共にの「バラ色の日々」です。これで当分活動休止という武道館のライブで「JAM」をやらずに「バラ色」というのが面白いな、と思いました。とてもいい曲。作っているときは苦しかったのかもしれないけど、たくさんの人の心に響く曲になっててスゴイ。そして「SUCK OF LIFE」。これもエマちゃんとの絡みがクローズアップされがちだけど、なかなかの名曲ですよね。演劇的な歌唱だったり、エマちゃんがズンズン花道を行く感じとかも好き。からの「Father」。テンちゃんもどこかで聴いてるかなぁと思いました。吉井さんもテンちゃんもどちらも母子家庭で育って、一緒だね。ライブ中はエマちゃんが下手に来てくれたのでそんな思考は吹っ飛んで、エマーー！！ってなりましたけど。今録画見て、いい曲だな〜って思うけど、会場ではそれどころじゃないもんね。イジワルな人が「ミーハーBBAめ、なんでもいいんやろう！？」って言うかもだけど、それもあるのよね。エマちゃんやロビンが近くに来たら、キャーーってなって何かを鑑賞する余裕はないの。だけど冷静な時にかっこいいと思えないものにキャーーとはならないので。。

活動休止の挨拶からの「未来はみないで」。これで本編終了です。

私もだけど、参加のオーディエンスは声援を上げられない代わりに拍手や手拍子を頑張って盛り上げよう、と決心して来られた人が多かったみたいで、放送ではわかりにくかったですけど、MCの時をのぞいて、ずっと拍手がある状態で、アンコールの拍手も、今まで私が行ったイエロモンキーのライブの中で一番大きかった。武道館は反響（？）がいい感じで、手を叩くのが楽しかったし^^

アンコール。遠目に見てたらマスク着けて出て来たの、全然わからなかったw 「全員分のキスマスクを作りました！」ってなんのこと言ってるのやろ？と途中まで思ってた。んで「おそそブギウギ」から。と言っても、再集結してからしかイエローモンキーのライブを知らないので、コレ自体に思い入れないって言うか、別になくてもいいけどな〜って感覚。古参のファンの人は、ないと物足りないのかな。みんなもハミングで歌っていい、との事だったけどどのくらい歌っていいのかわからず、どうしよう、ともじもじしてました。。そして「サンキュー、愛してます！アバンギャルドで行こうよ！」
「Romantist Taste」はどうしても「TRUE MIND」の水も滴るイケイケ時代のロビンさんを思い出してしまいますね。エマちゃんが下手に来たときは、例の敬礼見たいな手のフリを倍速でしておりましたw
「悲しきASIAN BOY」も手を振るふりが多い曲なので、この二曲で神経痛の私の右手は死にました。紙吹雪、私の席までギリギリ届かなかったな〜。前の席の人が、自分の前に落ちたのを拾っていたけど、なんとなく感染予防的によろしくないかも、と思って拾わなかった。で、最後の曲は何かな？とメンバー紹介を聞きながら待っていたら、「WELCOME TO MY DOGHOUSE」だった！本編の途中で聴きたいなぁと思っていたのでとても嬉しかったわ♡それにエマちゃんがオーバーアクションで弾いているのが遠目にも見えてドキドキしたもんね♡なぜか中継では映ってなかったけど。

スケジュールが途中で変わってしまって、感染防止にも気を配らないといけないし、大変なツアーでしたけど、無事に完遂おめでとうございます。6本中、4本に参加できたし、行けなかった2本もオンラインで見られたので、とても満足。エマちゃん熱が盛り上がって来たところで活動がお休みになるのは寂しいけど、また個々の活動や、充電した暁のイエロモンキーの活動を楽しみにしております。